「やりたいこともないしとりあえず工場勤務でもいいかな」なんて思っている方いると思います。僕も本当にやりたいことがなくなんとなく名前の聞いたことのある工場に入っとけばいいや、と決めてしまいすごく後悔しています。
この記事は工場勤務4年目の僕が本当に向いているなと思う方、向いていないと思う方を紹介していきたいと思います。すべての工場で該当していることではないので、あくまで僕の工場での経験をベースに話していきます。
どんな方におすすめか
まず、どんな方におすすめかを紹介していきます。
単調作業が好き

まず、作業が好きな方です。工場は基本的に単純作業です、入る工程によっては一日中ほぼ立ちっぱなしで動かない方もいます。
一日中人とも会話をしないで同じ作業を行うので、時間が過ぎるのがかなり遅く感じます!頭をあまり使わず淡々と作業を一日できる自信がある方のは天職だと思います!
給料面しか気にしない

次にこちらです。基本的に工場は残業が多いイメージですが実際知人にも聞いたところ残業は多いようです。なぜ残業が発生するかというと、生産はしないといけない状況でも人がいないとなるとどうしても残業が発生してしまいます。繁忙期などは商品の発注が多く入るのに対して作業の人員が増えるわけではないので、どうしても残業が発生してしまいます!
給料面は、参考までに僕の給料ですが高卒から入社3年目の時点で手取りで29万円の時があったので周りと比べるとかなり多いほうだと思います!その分残業が多い月だったので家に帰ってから寝るまでの時間は2時間くらいしかありませんでしたね…
以下のような方には工場勤務は向いているかもですね!
- 単純作業が好き
- 残業が多くても給料が良ければ大丈夫
単純作業も残業もずっと耐えられる自信がある方には給料は悪くないのでおすすめです!
どんな方におすすめできないか
次に、どんな方におすすめできないかを紹介していきたいと思います。
ずっと工場勤務するつもりがない方

まずこちらです。なぜおすすめできないかと言うと個人的なスキルが身につかないからです。
これは単純作業が故に誰でもできる作業を行うので、仮に他のところで働きたいとなったときに「あなたになにができますか」と聞かれた際に正直今の僕は「なにもできません」としか答えようがないです。工場勤務で身につく個人的スキルはほかの職場に比べて比較的少ないと思います。
例えば、事務仕事をしていたら「パソコンが使えます」など、接客・営業であれば「コミュニケーションが得意です。営業が得意です。」などありますが工場勤務で働いていても「単純作業が得意です」としか言いようがありません。これが生かされるのは工場勤務がほとんどかと思います。
以上の理由で工場勤務をずっと続けるつもりがない方はおすすめできないです。
自分が出した成果の分結果が欲しい方

「こんなのみんなそうでしょ」と思っている方もいると思いますが、案外僕の周りにも出世したくない方はいます、責任を負いたくないのが理由みたいですね。
なぜ結果が欲しい方におすすめできないかというと、従業員の評価をする上長が案外現場のことを知らないパターンがあるからです。上長は事務所で仕事に追われているため現場に目が行き届かないことが多いです、そのためどうしても上辺だけの評価をされがちです。
他にもこれは多くの企業に当てはまることですが、やった分評価されたとしても対価が少ないように感じます。自分が作業以外の活動にいろいろ貢献しても何もしていない同期との基本給の差はわずか数千円程度…まじめにやっているほうが馬鹿らしくなりますね。後々差がつくという風に丸め込まれますが今頑張っているのにその対価が何年後まで先送りにもされるのが僕には納得いかないので、これもおすすめできない理由です。
夏は暑く、冬は寒い

最後にこちらです。こちらも工場によって違ってくると思うのですが、焼いたり揚げたりする工程になると室温が40℃~50℃にもなります。そのうえ基本長袖長ズボンなのでめちゃくちゃ暑いです!!そして冬になると温度管理している工場だと冷房を入れることがほとんどなのですごく冷えてしまいますので、そこも考慮してみましょう。
以下のような方には工場勤務はおすすめできないです。
- 一生工場勤務はしたくない
- 個人的スキルを身に着け成長したい
- 仕事をたくさんこなしその分評価されたい方
- 暑い、寒いのが苦手な方
まとめ
以上を参考にして自分が向いているかどうかを判断してみましょう。
僕より長く働いている方の中にも「不満はあるけど今から転職はしたくないな」という引くに引けなくなっている方がたくさんいるので、そうならないように最初の就職先は慎重に選びましょう!
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