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単調作業って具体的に何してるの?米菓工場の仕事内容!

検品している様子 工場勤務
検品している様子

食品工場は単調作業と聞くけど具体的に何をしているの?」このような疑問を持っている方も多いはずです、単調作業といっても工場・工程によって行う作業は異なります

今回は米菓工場について、米菓工場勤務4年目の僕が紹介していきます!

この記事で実際に作業するイメージがつくと思います!

まず初めにどんな工程があるのかを紹介していきます。

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食品工場の主な工程

早速工程の一覧を紹介します!

  • 生地
  • 焼き
  • 味付け・乾燥
  • 検品・包装

どこの米菓工場もこんな感じの工程から形成されていると思います!

では1つずつ詳しく紹介していきたいと思います。

この記事でわかること
  • 何のための工程か
  • どのような作業をしているか
  • 工程のメリット・デメリット

生地工程

生地を型抜きしている様子

最初に生地工程です。

生地工程は名前のままで米菓の生地を作る工程です

生地工程の作業手順
  • 資材配合
  • 型抜き
  • 乾燥

生地工程の作業はざっくりこんな感じです。

最初に資材を配合して、出来上がったものを型を取り乾燥させて生地の完成です。

どの作業も基本的に機械が行ってくれるのですが、そうでないところは重たい資材を持ち上げたりする

場合もあります。作業自体は難しくないのですが

生地工程は商品の一番最初の工程のため、

生地でミスをすると後の工程すべてに影響を与えてしまうというプレッシャーが大きいです

以上が生地工程の詳しい作業内容です。

メリット・デメリットを挙げてみます。

生地工程のメリット
  • 資材を保管している為涼しい
  • ライン作業より作業に変化がある
  • 掃除が比較的楽
  • 製品の原点に関わるやりがい
生地工程のデメリット
  • 力仕事になる可能性あり
  • ミスが一番大きく品質に関わる工程
  • 調整などに慣れが必要
  • 一番初めの工程のため早い出勤の可能性あり

以上がメリット・デメリットです。

生地工程は製品の原点のため品質に大きくかかわり責任が伴う仕事だと思います。

調整などが必要な工程のため慣れも必要です!

焼き工程

生地を焼く様子

続いて、できた生地を焼き上げる工程です。

焼きの工程は基本的には焼きあがった製品の水分を測定したり重量を測定したり

その結果を見て焼き窯の温度を調整したりする仕事です

基本、測定→調整を繰り返す感じだと思います!

こまつな君
こまつな君

調整が必要な工程は経験がないと
難しいんじゃない?

たかな
たかな

焼き窯の調整は生地が
規格通りに作れていれば基本必要ないから大丈夫だよ!

生地の時点で焼き上がりがほぼ決まってくるので、与えられた設定どおりの温度で焼いていれば基本調整は必要ないです!

焼きはとにかく暑いです!そのため熱にやられて機械のトラブルも各工程の中では一番多いと思います…

焼き工程のメリット
  • 焼きたてが食べれる
  • 他の工場でも生かせる
  • トラブルなどが多くスキルアップにつながる

焼き場の経験は他の食品製造にも有利になります。またトラブルも他工程より多い為経験を積むにはもってこいだと思います!

焼き工程のデメリット
  • 出火の可能性がある
  • とにかく暑い
  • 温度管理のプレッシャー

焼き窯は掃除不足などにより煎餅カスから出火する恐れがあるので、温度管理も清掃を責任重大です!

ほかにも温度管理を間違えると焦げが出てしまうプレッシャーなどもあると思います。

味付け・乾燥工程

煎餅を味付けする様子

続いて焼き上げた煎餅を味付け、その後乾燥機を使用して乾燥させる工程です。

作業内容はまず味付けに必要な調味材を配合して作ります。

その後味付けを行ってくれる機械に調味材を投入して

味付け後しっかり味がついているかを確認する仕事です。

乾燥工程は機械が乾燥させてくれたものを乾燥後の水分を測定するくらいです。

調味材を作る際に資材を持ちあげる作業が発生する可能性があるので力仕事になって

しまうところもあります。

味付け・乾燥工程のメリット

比較的調整などが少なく簡単
味付けの材料について知れる

生地や焼き工程と比べて比較的調整などが少ないので未経験の方でも安心して働けると思います!

ほかにも「この味付けはこんな材料でできていたんだ!」と新しい発見をできます。

味付け・乾燥工程のデメリット

力仕事の可能性あり
においがきつい
作業着が汚れやすい

調味材を扱うため衣服や髪の毛ににおいが染みついてしまいます。また調味材や液などが作業着に飛び跳ねてしまいなかなか落ちないなんてこともありますね…

検品・包装工程

煎餅を包装する様子

最後にできた商品を検品して包装します。

検品工程は1日中煎餅の良品と不良品を選別する作業です。

包装工程も包装後のフィルムにおかしなものがないか?賞味期限の印字が正しく行われているかなどを確認する作業です。

検品・包装工程のメリット
  • 涼しくにおいなどがない
  • 座りながら作業ができる場所も
  • 基本誰でもできる作業

包装工程のため扱うのは出来上がった商品なので、においなども気になりません。

基本1日中動かずに作業するので座りながら作業できるところも多くあります!

検品・包装工程のデメリット
  • 人との会話が少ない
  • 飽きやすい
  • 細かい作業のため目などが疲れる

僕は人と話はなさないで黙々と作業するのが苦手なので

僕と同じような方はかなり向いていないと思います…

まとめ

どの工程でもやることは決まっているので、作業を覚えたら簡単ではありますが

焼きや生地などは調整などが必要になるため少し慣れが必要です!

味付け、包装工程は基本的に単調作業なので未経験の方でもすぐに出来る作業ですが

毎日行っていると飽きやすいです。

以上が米菓工場の仕事内容です。

他にも工場についてもっと詳しく書いている記事もたくさんあるので確認してみてください!

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