「UMB」「戦極」「凱旋」などなど
即興ラップで「え？本当に即興？」と
思ってしまう場面があると思います！
あまりにも上手すぎると
違和感を覚えてしまうよね。
あまりに出来すぎているだろ！
ってシーンは実際にあります。
結論！
即興じゃない場合があります！
即興ラップじゃないの？！？！
と思った方もいると思います！
この記事では即興ラップじゃないとは？
どういう事か説明していこうと思います！
フリースタイルで即興ラップじゃない場合とは？！
そもそも…
「フリースタイル」＝「自由なやり方」
なので即興じゃなくても
ルール違反ではありません。
けっこう誤解されがちだけど
ルールではないんだよ！
ルールではないですが、
暗黙の了解っぽいところはあります。
準備してきてるのは
だせぇだろ！みたいな雰囲気！
ここを理解したうえで
即興ではない場合を紹介していきます！
曲中のフレーズを引用
最初は曲中フレーズを引用することです！
「セルフサンプリング」と言います！
実際の場面を紹介します！
「ADRENALINE」
「018」VS「CHEHON」にて
1:16～の場面にです！
「不思議となぜか目的があれば
喜んでこの命かけた」
CHEHON
CHEHONの「CHALLENGER」から
セルフサンプリングしています！
1:04～です！
セルフサンプリングは
「SKRYU」や「CHEHON」が
良くしているイメージですね！
かっこいいけど手抜き？
何のためにするの？
と思っている方。
なぜ行うのか？解説します！
セルフサンプリングをする目的
セルフサンプリングをする目的は
以下の事が考えられます！
- 会場を沸かせるため
- 自曲のブランド力
- 自曲のマーケティング
この3つが考えられると思います！
- 曲を知るファンは盛り上がる
- 自曲で盛り上がる事を証明
- 知らない人が曲を知るきっかけ
それぞれこのようなメリットがあります！
曲なだけあって完成度は高いし
急に来るとおぉ！ってなるよ！
他にも対戦相手の曲や
ビートの元ネタ曲を引用する場合も！
2:45～がビートの
「How Many Boogie」の引用です！
会場めっちゃ盛り上がってますね！
過去のフレーズを引用
続いて過去のフレーズを引用です！
MCバトルではファンなら
だれもが知っているフレーズあります！
超有名なバトルのフレーズとか
記憶に残りやすいよね！
そのフレーズを引用して
即興に落とし込むんです！
実際の場面を紹介します！
「ONE GENESIS」の
「EIEN」VS「L.B.R.L」にて
0：45～の場面です！
「なんで龍騎くん倒した後に
こいつが出てくるんだよって話」
L.B.R.L
このフレーズが元ネタになり…
みんな大好きピラフ星人です。
0：38～の場面で
「なんでジャイキリ2
終わった後に
こいつが出てくるんだよって話」
ピラフ星人
ワードを変えて引用する場合もあります！
もう1つ例を挙げます！
2:26～の場面です！
「心開いてく黒船来航」
SAM
観客の声もめちゃ入ってますよね！
このフレーズも
SAMの定番になってます！
フレーズ引用の目的
フレーズ引用には以下の目的が
考えられます！
- 観客が反応しやすい
- リスペクトを表現
- アンサーとしてハマると強い
この３つが考えられます！
この中でも特に「観客が反応しやすい」が主な目的だと思います！
有名なフレーズはファンの間で
共通用語的な感じだからね！
観客とラッパーの一体感が生まれて
会場の雰囲気がほぐれる場合が多いです！
事前対策
最後に事前対策です！
こちらは対戦相手を把握したうえでの
完全台本ありの状態です！
主に先行とれた場合に
やることが多いね！
実際の場面を紹介します！
「ピラフ星人」「May4」などが
完全に用意しているスタイルです！
相手と話しバトル丸ごと台本あり？！
を疑われるようなバトルもあります。
これに関しては
流石に賛否両論。
本人たちから台本丸ごとあります！
と公言はありません。
ここまで上手いと
疑惑が立つよね。
事前対策の目的
賛否両論の中で事前準備をやる目的とは？
以下の目的が考えられます。
- 完全エンタメ
- 売名目的
主に以上の２つの目的が考えられます！
完全にネタを仕込んでいるとバレる前提でのバトルをしています。
勝ち進むこともない！
前提でのエンタメなんだね！
「ピラフ星人」も「May4」２人とも
このスタイルでの売名に成功しています！
ピラフ星人
武道館をやるみたいだし！
ネタラッパーがシーンに増えている現状を
良く思っていない方は多い中、
成功例もあるみたいです！
まとめ
以上の３つがフリースタイルなのに
即興じゃない場面です！
- セルフサンプリング
- 過去フレーズを引用
- 事前準備
などなど！
基本的には観客を盛り上げる為
マーケティング行為がほとんどですね！
ネタでも会場は
めちゃ盛り上がるよね！
是非！現地に行ってみてみましょう！
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