最近日本でも耳にするようになった
「Drill」皆さんは説明できますか?

なんとなく聞いたことは…
普通のラップとは何が違うのかな?
なんとなく雰囲気で違うのはわかるけど…
なんて方が多いと思います!

僕も聞いてはいたけど。
最近までは分からなかったよ!
今回はHIPHOPシーンで急速に広がった「Drill」について初心者向けに解説します!
- Drilの起源について
- Drillの特徴
- Trapとの違い
Drillの起源について
まず初めに「Drill」の起源についてを紹介していきたいと思います!

Drill文化は2010年前半のアメリカ・シカゴが発祥です!
シカゴの中でもめちゃくちゃに治安の悪い地域から生まれました。

HIPHOPの始まりが1970年。
Drillは2010年!
かなり最近のジャンルなんだ!
「Chief Keef」などが先駆者になり広がっていったといわれています!
歌詞の日本語訳の一緒に貼っておきます!→【歌詞和訳】
シカゴを起点に「英国・ロンドン」でも「UK Drill」として広がっていきました!

これで始まり方はバッチリ?
次に「Drill」の特徴を教えるね
Drillの特徴
では、みなさんが知っているHIPHOPと比べて何が違うのか?
HIPHOP(Trap)と比較しながら1つずつ紹介していきたいと思います!

ビートの特徴
まず最初にビートの特徴を比較していきます!
ゆったりと乗れる印象
キック(低音)とスネア(パチンという高音)
疾走感があり重たい
「ドゥーン」という重低音が響く
聞いた瞬間にダークな雰囲気を感じる
以上がビートの違いです!

一番感じるのは。
「ダークな雰囲気かな」
不安になるようなビートだよ!
ラップスタイル
続いてラップスタイル!どのようにビートに乗せるか?です!
スタイル多様(メロディアスor淡々)
聞きやすくリズムがはっきりしている
畳みかけるように早いフロー
怒鳴りかけるような歌い方
休符が少なくリズムに押し込む感じ
以上がラップスタイルの違いです!
Trapは様々な歌い方がある中。
Drillは基本的に速く声を張り上げて歌います!

Drillは声を張り上げる特徴が故かなり攻撃的に聞こえるよ!
歌詞のテーマ
最後に歌詞のテーマについて!
何を題材にした歌詞をかいているか?ですね!
仲間・パーティー
金・成功
辛い過去の経験
などなど
暴力・犯罪
貧困
ギャング文化
などなど
以上が歌詞テーマの違いです!

Drillはとにかくダークな世界観
海外は銃文化もあるから!
かなり過激だよ、
結局何が違うの?
以上で説明は終わりましたが、結局何が違うのか?まとめてみます!
起源について
HIPHOPは1970年代。
NYで誕生した文化に比べ
Drillは2010年代。
シカゴで誕生した文化です!

発祥の場所が違うだけで
名前が変るんだね!

場所の違いで起きている問題
などが違うからね!
HIPHOPは実際にあったことを歌うため。
発祥地が違う
↓
文化や環境が違う
↓
その事について音に乗せる
↓
ジャンル分けされる
といった感じになるんです!
曲調

曲のスタイルの特徴の違いも紹介しましたね!
ゆったりとしたビート
乗り方は様々
歌詞テーマは成功・仲間の事など

Trapは成功について。
明るいイメージも持てるね!
疾走感のある重たいビート
怒鳴って攻撃的。畳みかけるような
歌詞テーマは犯罪・ギャング文化など

この違いは「ダークな雰囲気」
を感じてもらうためだね!

緊張感が強くてより
ストリートな感じだね!
まとめ
以上がDrillとTrapの違いでした!

どちらもHIPHOPだけど環境が違うことで表現が違うんだね!
結局の違いは「生まれた町や環境の違いがどう音に反映されるか」です!
最近では日本でも「JP Drill」という分野も広がりつつあるので!
是非挑戦してみましょう!
今日の曲紹介
「トランクで小便漏らすな後処理大変だから辞めろ」
X 1ark Dual Phantom
本文でも紹介した「聞いた瞬間ダークな雰囲気」はこれを聞けば納得します!
歌詞も紹介にある通りかなり過激なものになってます。
好き嫌いが分かれる分野ではありますが。是非一度聞いてみてください!
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