「ラップだと思ってた聞いていたものが実はR&Bだった」
なんて経験はありませんか?

雰囲気は違うけど…
明確な違いは分かんないよ!

雰囲気違うのは感じるよね!
それをはっきりさせよう!
この記事では初心者が混同しやすい「ラップ・R&B」について話していきます!
ラップとR&Bの違い!
一番簡単な違いは
「R&B」はHIPHOPではありません。独立したジャンルです!

ラップはHIPHOPだからね!
ラップはHIPHOPと聞いて
「ラップ=HIPHOPじゃないの?」
となる方は先にこちらの記事からご覧ください!
では早速、細かく説明します!
起源の違い

そもそも別ジャンルの為、
始まったきっかけも違います!
🎤ラップ
1970年代。NYのブロンクスで貧困地域の若者たちが
自分を表現するためにビートに言葉を乗せるのが始まりでした。

ラップは「歌ってる」ではなく
「話している」ように
聞こえるでしょ?
これが由来だからなんだ!
🎤R&B
R&Bの起源はもっと古く、1940年代の黒人音楽文化から。
ゴスペルやブルースを基盤に
「歌で感情を伝える」ような表現をしたのが始まりです!

ラップは「話している」
に対して、R&Bは「歌う」
がメインになってるね!
ラップは「韻・フロー」などが重要視されるのに対し、
R&Bは「メロディやハーモニー、声そのもの」が重要になってます!
歌詞テーマの違い

起源の違いによって
「どんな事を表現するか」も変わって来ます。
🎤ラップ

ラップって自慢話だったり
悪い過去をイメージするよね!
自分自身の過去
成功したことの自慢
社会問題
などなど
貧困地域での自己表現が起源の為、自分についての話がほとんどかと思います!
🎤R&B
「自己表現」がメインだったラップに対してR&Bは。
恋愛・愛情
切なさ・セクシーさを演出
などなど
先ほども紹介はしましたが「R&B」は「感情表現」がメインになってます!

全然違うじゃん!
なんで同じ認識してたのかな?

そうなんだよ!
それにも理由があるんだ!
では、なぜラップとR&Bの境界線が
曖昧に感じてしまうのか?紹介します!
ラップとR&Bが混同してしまう理由

日本のHIPHOPシーンの影響
今の日本のHIPHOPシーンでは、
ラッパーがR&Bの曲も出したりしていることがあります。

日本のラップは最近
「歌うラップ」みたいなのが
主流になってるね!
ガチなHIPHOPファンだけでなく、
ポップスファンや若い世代にも響くため
メロディとラップを混ぜたスタイルが確立されたんだと思います!
ラップとR&Bの関係性
もう1つの理由が「ラップとR&Bの密接な関係」にあると思います!

90年以降「ラップ」と「R&B」の共演が増えてきんだね!
ラッパーがバース部分を担当し
R&Bシンガーがサビ部分を担当する。
このような曲がいくつかあるため、明確な区別が難しくなっています!

最近は「3House」あたりが
有名だね!

「ラップ=R&B」ではないけど
隣り合っているくらいの関係性なんだね!
まとめ
以上が「ラップ」と「R&B」の違いでした!
- 起源の違い
- 「話してる」か「歌ってる」か
- 「自己表現」か「感情表現」か

正直「これをしてたらラップ」
など明確な線引きは出来ないんだ。
はっきり分けることはできませんが、そもそもが違います!

2つが密接に関係してることで
より良くなっているんだね!
2つを知ることでよりHIPHOPを楽しめるようになります!
今日の曲紹介
「やることやる男が好きな君が俺を見るその顔が好き」
Kohjiya Rouge540
こちら本文で紹介したR&Bシンガー「3House」と
ラッパーの「Kohjiya」の曲になってます!
本文で紹介した通りのバース・サビ担当の構成です!
R&Bの特徴で「セクシーさを演出」と述べましたが、この曲を聞けば納得するはず…
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